驚き私は声が裏返った
「へ?」
「碧が送るってどうしたん、急に」
「お前莉沙の事…認めてなかったのに」
坂本くんに続き柊優も驚いていた
いや、ここにいるみんなびっくりしていて、
ゲームに集中していた金髪くんも黒川くんに目を向けていた。
「ほら、行くぞ」
そう言って、黒川くんは私の腕をひっぱりその部屋を出る
バイクのある場所まで私の腕は黒川くんに引っ張られ
「お前の家教えろ」
「………」
「って言うのは嘘で、柊優くんからお前の家は聞いてる」
「……だから、今日あの場所に…?」
「おう、柊優くんが必死に探してたから、俺らみんな
お前を探してたんだよ」
「送らなくていいよ、この後用事あるの忘れてたから」
「チッんとにめんどくせぇ女だなー」
「はぁ?!めんどくさいってなによ!」
「お前の様子みてりゃ帰りたくねぇくらい分かってる」
「そ…それは、、、」
「別に理由は聞かねぇよ、行く宛てないなら俺ん家にこい」



