ーーガラガラガラ


その中には何十人と男たちがいて
その建物の中はとても広くて綺麗だった。



「「お疲れ様です!!!」」



綺麗とは程遠いけど、
バラバラにみんなはこの2人に挨拶をしていた。


な…なに?
この人たちそんなに偉い人達なの?
何も知らない私はただ唖然とその光景を見ていた。


ーーあの女誰だ?

ーーもしかして彼女さん?

そんな私の事で周りが少しザワザワしていた。


これ、私絶対場違いな気がする。
早く帰りたいんだけど……


ソワソワしている私を柊優の友達の
赤髪の男が私に声をかけてきた。



「見た目こんなだけど、みんな優しいやつだから安心してよ」


「あ、うん…分かった…」

その返事と共に柊優は私の腕をまたひっぱり
なにやから奥に向かいまた違う部屋に
入っていくと
そこにはソファーと机とテレビやスピーカーなど
がある部屋で
部屋の特徴は白で基調された綺麗な部屋だった。



「好きなところ座って」


「ここは?どこなの?」


私はなにより1番気になることを聞いた。


「話すからとりあえず座って」


座ると赤髪の男が柊優の隣に座り話し始めた。


「遅れたけど、俺は夏川 一志(ナツカワ カズシ)」