「おーす!」


「みんな揃ったね♪」


「こんな時間に集まるの久しぶりだね」


いつ以来だろう、深夜にみんな集まって
ゲームをするのは。
多分1年ほど以来だと思う。


みんなで楽しくワイワイ過ごしていた時、
いきなり私の部屋のドアが静かに開いた。



ーーーガチャ


私は気付きそっと後ろを見ると
見たことの無い男性がいた。
年齢は40代くらいの極々普通の男性で
お母さんの彼氏だとわかった。


「……なんですか?」


私のその発言にみんなは訳が分からず
3人は「なにが?」「どした?」と
私に聞いてきた。


その返事をしようとした時その男性は、
私が通話をしていることなど知らずに



「普通に可愛いじゃねぇか」
と言いながら顔は少しニヤけてて気持ち悪いと思った。

ゆっくりゆっくり近付いてくるこの男に私は、
ふとヤバイ、逃げなきゃと何かを察知して身構えた。