「その時、私は訳分からなくなっておかしくなって 笑いながら部屋のもの散らかして、男に殴られ家を出た。 それから、もう碧が知ってるあの時の私になったの。」 「大体こんな感じ」 私は碧に抱きしめられ紘は頭を優しく撫でてくれて 仁は泣いて私の手を握ってくれた。 「よく話してくれたな、ありがとう」 「莉沙、お前はもう1人とちゃうぞ!俺らがおる!」 「俺達の事もっと頼ってよ」 「その男はまだ家にいるのか?」 「……多分」 「話し合う気は…ねぇよな…」