「人生に疲れ、行き場を失い生きる意味も分からない。
私は家に帰ってリスカをした。
血が溢れてくるのが妙に落ち着いて、気付けば病院。
先生がお母さんに連絡してるからって言ってい
お母さんとあの男が来た。
男と一緒に住んでるって聞いて、私はその家に
帰りたくなくて病院から脱走。
電話やnineはすごい数で、少しの可能性を
信じて今家に誰もいなければ最低限のものを持って出よう
そう思って、家の前に着いた時碧が居た。」
「覚えてる?」
「あぁ」
「その後、碧に倉庫まで連れてこられて、碧の
体操着やサンダルを借りてみんなと会ったの。」
「あの時か…」
「…グスッりーたん」
「泣かないで仁」
「それから、碧と一緒に住むようになって
一旦家に帰って荷物持ってくるって言ってたの覚えてるかな?」
「おう」
「その時、男も家に居たけど静かに自分の部屋まで行って
後靴だけだった……男に私がいるのバレて
部屋に連れ込まれて、侵されそうになった時お母さんが部屋に。」
「お母さんは…元から私の事嫌いだから。
その時、お母さんに初めて言われた。
引き取ったことをずっと後悔してること。
私が邪魔だったこと。私を家から追い出した」



