「………だよ」 「なに?」 ボソボソ喋る碧の事が聞き取れなかった なんて言ったんだろ 「なんでもねぇよ」 「あーぁ、背中寂しいなー」 「紘キモイから」 「仁ひど!」 「プッアハハw」 もうなんでも良くなってきた この人たちといると、素直に笑える自分がいた 「んじゃあまっ行きますか!!!」 碧の声とともに3台のバイクは走り出した