神様にも祝詞 かみさまにものりと


「キミたち、さすが、幼なじみ!」


なにが、さすがなのか、わからないよ…



やっぱり私たちって

幼なじみなんだ



「なんか、氏家、若干かわいくなってない?
日焼けしたからかな?
うん、健康的で
なかなかかわいいよ!」


ジンの友達が言った



「カレシでもできたんじゃね?」


ジンが言った

もぉ…わざと…



「ウソ!氏家!マジ?」



「りと!ホントに?
なにも言ってなかったじゃん!
言ってよ!」



「…」



ジン…


ジンを見たら笑ってた



「なに?なに?
氏家、カレシできたって?
出遅れたーーー
オレもかわいいと思ってたんだよね!」


ジンのせいでギャラリーが増えた



「かわいい?
コイツ、寝てる顔とか、ちょーブスだよ」



寝てる顔…って…

どーせ、ブスだよ

起きててもブスだし…



「さすが、幼なじみ!
オレも、りとちゃんと寝たいな…」


ジンのせいで、からかわれてる、私

ジン…



「コイツ、オレのだから…
って、神様が言ってるから!」


ジンが私の首に腕を掛けて言った



「は?神様?」



「そぉ!神様が…

リトはオレのだから
手出したらバチ当たるからねー」



「晒名、暑くて
頭おかしくなったんじゃね?」



「じん、いかれてる…」



「りとも大変だね…
こんな幼なじみがいると…」