意味がわかると怖い話/逆さのサカ子さん

最悪だ。最悪以外の何物でもなかった。


窓の外では太陽の半分以上が山に隠れてしまっている。


このままではあと30分もしないうちに夜になるだろう。


完全に日が暮れた旧校舎内でサカ子さんと2人。気がおかしくなる自信しかなかった。


何とか日が暮れるまでに旧校舎から出ないと。


そこで、脳裏に閃光が走った。


「エレベーター!!」