年下男子にご注意を!

「神楽さんってさ…。生徒会やってた割に、喋るの苦手だよね」


「――っ…」


言葉が出てこない。

多分、副会長に悪意はない…と思う。

だけど、それはあたしには(するど)すぎて…。

肺いっぱいに、凍てつく空気を取り込んだみたいで。


胸が――苦しい…。


(ひで)っ!」


平沢先輩の大きな声に体がビクッと震える。

びっくりして先輩の方を向くと

普段、穏和(おんわ)な表情を見せている先輩からは

想像もつかないほど怖い顔をしていた。