年下男子にご注意を!

「ごめん…。信じるよ。和泉くんのこと信じるから…」


初めては、あたし…なんだ。


さっきまでの不安が(やわ)らぐ。


「……本」


「本?」


和泉くんが呟いた言葉に、何のことかと聞き返した。


「そ、本。学校とかで皆と回し読みとかすんの。そーゆー…」


「え…」


「男子校だから無法地帯なわけよ、そっち系は。だから、その時に読んで知識を得るっていうか…」


最後の方はもごもご喋るので聞こえない。