年下男子にご注意を!

「ごめんね」


「早く出ていけ、クソバカ兄貴!」


そそくさと部屋を出ていく副会長に向かって

和泉くんがクッションを投げた。

一足先に閉められたドアに当たり、ぼとりと落ちる。


「……はぁ…」


大きなため息を吐き

ガックリと項垂(うなだ)れた彼の横顔が視界に入った。


「……マジ()えるわ…。あのバカ」


あたしの頬を右手の人差し指で撫でながら

もう一度大きなため息を吐いた。