年下男子にご注意を!

「俺のこと…」


後頭部に回された彼の指に力が入り、頬が彼の肩に触れる。


和泉くんの(にお)いがする…。


香水のような調合されたものとは違う、優しい匂い。

シャンプーかボディソープの安心する匂いだ。


「兄貴に聞いた?それとも平沢?」


「…先輩から…」


「……そっか…」


和泉くんに抱き締められたまま

時折(ときおり)深くため息を吐く声が聞こえるだけで、沈黙が続く。