年下男子にご注意を!

「はい!」


思わず真尋ちゃんの方に視線を向けると

頬杖をついたままこちらを睨んでいて

慌てて先輩の方に向き直った。


「な、何でしょうか?」


先輩と顔を合わせるのも遊園地以来だから

少し気まずい。


「ちょっと、いい?」


教室の外を指差され、黙って頷いた。

困ったように微笑む先輩の後について歩き

廊下に出たところで、彼が振り返る。


「ごめん!」


「えっ?!」


突然謝られ、訳が分からず驚いた。