年下男子にご注意を!

「何よ…。さっきフラれたって泣いてたくせに、もう別の男とキス?信じらんない」


近寄ってきた真尋ちゃんは、あたし睨んだまま早口でまくし立てる。

その顔は怒っているようにも泣きそうにも見えた。


「最っ低…」


そう(つぶや)いて入り口の方へと走りだした。


「真尋ちゃんっ!」


「俺行ってくる」


先輩が真尋ちゃんを追って走りだす。


「先輩っ!」


嫌だ、行かないで!


追いかけようとしたのに

茂木くんに腕を(つか)まれ動けない。