年下男子にご注意を!

犬が体を震わせるように、頭を激しく振った。


「やっぱり、そうか…。俺の勘違いだったら恥ずかしいなって思ってたんだけど…」


「え、じゃあ――…」


本当に先輩も?


「薄々は気付いてたんだ。でも、ごめん……」


そう言って申し訳なさそうに眉を下げる。


「神楽さんのことはそういう風に見られない」


喜びでいっぱいになった胸に

包丁を突き立てられたような痛みが走った。

苦しくて息ができない。