年下男子にご注意を!

住宅街なのに、周りにはあたし達以外の人の気配はなくて。

夕日で照らされた黒い影を踏みしめながら歩いていると


「…あのさ」


茂木くんが立ち止まって口を開いた。


重たい雰囲気の中、何度もこうやって一生懸命

会話の糸口を見つけてくれようとしている。


――次こそは、ちゃんと続けられるように頑張ろう。


そう思っていたら


「俺、美琴ちゃんのこと好きになったかも」


え……。


突然の告白に、一瞬頭が真っ白になった。