「…ちゃん、…きちゃん、美月ちゃん!」 

「はい!」

いけない、完璧回想の世界に入ってた。

「先生に呼ばれてる」

「えっ」

やばい!

「深瀬、俺の授業聞いてないとは良い度胸だな?
そうだ、今日ノート回収しないといけなかったんだよな〜
深瀬、お前頼んだぞ」

「えぇ〜…」

最悪だ…

これも全部チャラ男のせいだ。

隣をキッと睨むと、

ニコッと笑いながら手を振ってきた。

む、ムカつく…

はぁ、、、ついてない。