「いつまで寝てんだよ。もう放課後」
 
 
「あれ?結婚式はぁ?」
 
 
「なに寝ぼけてるんだよ。帰るぞ」
 
 
司は私を置いて出口に向かう。 
 
 
「なんだぁ。夢かぁ」
 
 
ちょっぴり悲しい…
 
 
「あ。」
 
 
司が思い出したように振り返る。 
 
 
「いつか結婚しような」