「ん? さっきの打ち合わせの後、ちょっと思いついたんだよな。折原が言うようなボリュームありありのチョコレートで攻めるならそれに有名ショコラティエとのコラボというオプションをつけようと」
胸の前で腕を組み、木下がそう言って胸を張る。
「うちのレストランのパティシエやショコラティエの成長にもつながるし、ここは超有名人に来てもらってスペシャルなチョコレートスイーツを製作してもらおう」
「来てもらうって、え、む、無理ですよ」
フランスの誇りだと言われている彼がわざわざ来てくれるとは思えない。
梨乃はぶんぶんと首を横に振った。
「それが、無理じゃないんだな。さっき木下部長から俺と諒太に話があってすぐ、諒太が先方と話をつけたんだ。とはいっても、彩実さんの親戚を通じての依頼だけどな」
あっさりそう話す侑斗に、資料を持つ梨乃の手が震えた。
「話をつけた、とはいったい?」
胸の前で腕を組み、木下がそう言って胸を張る。
「うちのレストランのパティシエやショコラティエの成長にもつながるし、ここは超有名人に来てもらってスペシャルなチョコレートスイーツを製作してもらおう」
「来てもらうって、え、む、無理ですよ」
フランスの誇りだと言われている彼がわざわざ来てくれるとは思えない。
梨乃はぶんぶんと首を横に振った。
「それが、無理じゃないんだな。さっき木下部長から俺と諒太に話があってすぐ、諒太が先方と話をつけたんだ。とはいっても、彩実さんの親戚を通じての依頼だけどな」
あっさりそう話す侑斗に、資料を持つ梨乃の手が震えた。
「話をつけた、とはいったい?」

