恋愛経験ゼロの梨乃にとってはすべてが侑斗に教えられたもの。
キスの楽しみ方もその先の恥ずかしすぎる悦びも、侑斗に導かれ慣らされてきた。
「あっ……」
貪るようなキスを続けながら侑斗は梨乃の体をベッドに押し付けた。
夢中で侑斗に応えていた梨乃は酸素を取り込むように浅い呼吸を繰り返す。
頬は真っ赤で、ぼんやりと侑斗をとらえる瞳はかなり色っぽい。
「……ほんと、お前かわいすぎる。その顔も言うことも全部」
侑斗は体を起こし梨乃の顔の両脇に手をついた。
「社長どころか副社長にもなってほしくないなんて、初めて言われたぞ」
侑斗の声は低く、どこか苦しげだ。
「……初めて、ですか?」
「ああ。どうせなら白石家のトップを目指せと言われるのがほとんどだ」
投げやりにも聞こえる侑斗の声音が梨乃には切なく聞こえ、侑斗の頬を両手で優しく包み込んだ。
「トップを目指すのもいいですけど。単なる従業員でも私は幸せですよ」
白石ホテルという一流ホテルでやりがいのある仕事に就いている。
それだけでも自分は恵まれていて幸せだ。
おまけに健康でこうして侑斗の腕の中でときめきに溢れている。
キスの楽しみ方もその先の恥ずかしすぎる悦びも、侑斗に導かれ慣らされてきた。
「あっ……」
貪るようなキスを続けながら侑斗は梨乃の体をベッドに押し付けた。
夢中で侑斗に応えていた梨乃は酸素を取り込むように浅い呼吸を繰り返す。
頬は真っ赤で、ぼんやりと侑斗をとらえる瞳はかなり色っぽい。
「……ほんと、お前かわいすぎる。その顔も言うことも全部」
侑斗は体を起こし梨乃の顔の両脇に手をついた。
「社長どころか副社長にもなってほしくないなんて、初めて言われたぞ」
侑斗の声は低く、どこか苦しげだ。
「……初めて、ですか?」
「ああ。どうせなら白石家のトップを目指せと言われるのがほとんどだ」
投げやりにも聞こえる侑斗の声音が梨乃には切なく聞こえ、侑斗の頬を両手で優しく包み込んだ。
「トップを目指すのもいいですけど。単なる従業員でも私は幸せですよ」
白石ホテルという一流ホテルでやりがいのある仕事に就いている。
それだけでも自分は恵まれていて幸せだ。
おまけに健康でこうして侑斗の腕の中でときめきに溢れている。

