「そうなんです。もともと営業企画に興味はなかったんですけど、次々と企画をヒットさせる折原さんに刺激を受けて楽しくなってきました。あ、クリスマスの企画は僕の意見もかなり取り入れてもらったんです。もちろん折原さんからアドバイスをいただいたおかげですけどね。いつも近くで勉強させてもらってます」
飄々としていてなにを考えているのかわからない小野の言葉に、梨乃はひやひやする。
おまけに梨乃から刺激を受けているなどと聞いた記憶はない。
「初めてそんなの聞いたけど」
「ですよねー。僕、口下手でうまく気持ちを伝えられないんですよ」
完食したカップラーメンの容器を片付けながら、小野はけらけらと笑った。
「口下手なのは侑斗さんも同じじゃないですか? 見た目抜群の御曹司なのに詰めが甘いなんてかわいいですけど致命傷になるときもあるのでご注意です」
「なんのことだ? 俺が口下手なんて初めて言われたぞ」
「自覚がないんですね。だったらどうして折原さんは未だに侑斗さんと結婚するのかどうか未定だなんて言ってるんでしょうねー」
「未定?」
梨乃を背に隠したまま、侑斗は低い声で小野に迫る。
飄々としていてなにを考えているのかわからない小野の言葉に、梨乃はひやひやする。
おまけに梨乃から刺激を受けているなどと聞いた記憶はない。
「初めてそんなの聞いたけど」
「ですよねー。僕、口下手でうまく気持ちを伝えられないんですよ」
完食したカップラーメンの容器を片付けながら、小野はけらけらと笑った。
「口下手なのは侑斗さんも同じじゃないですか? 見た目抜群の御曹司なのに詰めが甘いなんてかわいいですけど致命傷になるときもあるのでご注意です」
「なんのことだ? 俺が口下手なんて初めて言われたぞ」
「自覚がないんですね。だったらどうして折原さんは未だに侑斗さんと結婚するのかどうか未定だなんて言ってるんでしょうねー」
「未定?」
梨乃を背に隠したまま、侑斗は低い声で小野に迫る。

