浴室に入ってきたゆうは、初めての風呂に


少し戸惑っていた。


夕立に支えられてゆっくり歩いて進んできたが、


風呂場だから、床のタイルは濡れていて滑るわけで


転びそうになったゆうを夕立がとっさに


支えて怪我をせずに済んだ。


そこに洋祐が向かって


ゆうを横抱きしてシャワーの前まで


つれていった。