ゆうくんは、コップを手にジュース(酒)を
飲んだ。


が。何も起こらない。


何もなかったような顔をしているゆうくん。


「ゆうくん。どうだった?おいしかった?」


「.....?」


そう聞けば不思議そうな顔をして首を傾げた。


そこに来るのはこわぁ~い総司。


「.....楼騎さん?なに。飲ませたんですか?」


「ジュース(酒)」


「...副音声が聞こえるんですが?」


「気のせいじゃなぁい?」


そこに蓮都が来て


「ゆう。飲んだやつ。甘かったか?」


そう聞いた。


が。ゆうくんは首を傾げている。


「......味覚ないのぉ?」


「そんなことはないはずなんですが......」


そこに双子が来た。


夕立は七味唐辛子と砂糖を持って。