君が可愛すぎるから(野いちごジュニア文庫版)




「先生。この補習、俺も参加していいですか?」


「え?」


びっくりして、思わず声が漏れてしまった。


目を見開いて凪くんのほうを見る。


五十嵐先生も凪くんの今の発言にかなり驚いている。



「えっと、藤宮くんは成績落ちていないし、いつも上位をキープできているから補習には参加しなくても大丈夫なのよ?」



五十嵐先生が戸惑いながら、少し困った顔をして言う。


「これって自主参加もオッケーですよね」


「それはそうだけど……」


「じゃあ、俺も参加するんで。メンバーに追加しといてください」



まさかの発言に、わたしも五十嵐先生も開いた口が塞がらない。



わたしは強制参加だから文句は言えないけど、参加しなくてもいい凪くんが、どうして突然参加すると言い出したのか疑問でしかない。