度が過ぎるとかそんなの気にしてられないほど、颯くんばかりですきでたまらない。
わたしも颯くんに関してはきっと過激派だ。
共演している女優さんにいちいち嫉妬してしまうんだから。
「なんかあったらすぐ逃げろよ」
「大丈夫だと思いたいけど」
なんていうわたしの願いは届かなかったみたいだ。
昼休みが終わり、残りの授業も受け終わる。
時間が進んでほしくないときほど、あっという間に時間は過ぎてしまう。
もう放課後。
言われた通り校舎裏に来た。
昼休みのときよりも人数が増えている気がする女子の集団。
対わたし。
怖くて校舎を背に顔が引きつる。
「見て。凌馬のブログに載ってたんだけどさ、これ作ったのあんた?」
「名前、雪乃っていうんでしょ?“お祝いしてもらえてうれしかった”のあとに雪の絵文字あるじゃん」
「付き合ってんの?」
「匂わせしてる?」
見せられた写真には映画初主演が決まった凌馬くんのお祝いするためのサービスで出したケーキのプレート。



