超人気アイドルは、無自覚女子を溺愛中。




それを半分くらい聞いて、半分くらい聞き流す。


今日も時折感じる視線に体が緊張したけど、なんとか一日をやり過ごすことができた。



毎日疲れている。

早く冬休みにならないかなぁ。


そうしたら、落ち着くよね。


今日はお店の定休日だからゆっくりと過ごす。



学校、疲れるよ。
視線、怖いよ。

否定し続けるのもしんどいよ。



……颯くんに会いたいよ。



疲労が溜まっていたのか、今日はお風呂に入るとすぐに眠ってしまった。

朝、スマホを確認すると颯くんから着信とメッセージがあった。



だから、急いで昨日はすぐ眠ってしまったことへの謝罪のメッセージを送った。


声聞きたかったのに……。

昨日の自分を少し悔やむ。


電話できなかったことでいつもよりちょっぴりブルーな気持ちも積み重なる。





「あの人が?」

「らしいよ」

「彼女はないでしょ」

「ただの噂だね」

「ありえないもんね」



廊下を歩いていると、不意に聞こえてくる。