超人気アイドルは、無自覚女子を溺愛中。





校門前にこんな怪しい人いたら、いつ先生が出てくるかわからない。
もしかしたら警察を呼んじゃうかも。

それくらい、いまの凌馬くんは見た目が怪しい。


わたしの提案にすぐに頷き、ふたりで場所を移動する。



「どうしたの?こんなところに来て」

「今日、店は定休日だよな?」

「うん」

「じゃあヒマだよな」



わたしの予定はお店しかないみたいな言い方。

実際そうなんだけど。
今日はヒマだけど。




「ついて来て。急ぎだから説明は車でする」

「え?」

「ほら、乗って」

「どうゆうこと?」

「早く」

「ちょっ……!」



状況理解できていなわたしを歩いてきたところに停まっていた白い車のドアを開けたと思えば押し込まれる。


抵抗する間もなくそのまま車は動き出した。




「凌馬くん!」

「ごめん、無理やりで。でも俺も困ってるんだ」

「凌馬、説明せずに連れてきたのか」

「仕方ないだろ。もう時間ないんだから」