そんなのうそだ。
だってわたしもこんなにすきなんだよ?
これ以上ないって思うのに、どんどんすきにさせられてる。
「……離れたくないです」
「今日は甘えただね?」
「たまにはいいんです」
「敬語やめてよ」
「だいすき」
「かわいすぎだって」
我慢してたのは颯くんだけじゃないんだよ。
わたしもずっと我慢してたんだから。
「このままくっついとく」
「いいよ。うれしい」
もう、すき!
なんかここにきて、すきが爆発してる。
会えてない時間がこんなにもすきを大きくする。
「今日は一緒に寝よっか」
「うん」
「よし」
掛け声と一緒にわたしの肩と膝の裏に腕を回し立ち上がった。
お姫様抱っこで寝室に運ばれる。
本当にお姫様になった気分になる。
ベッドに下ろされるけど、そこには先約がいる。
「ペンギンだ」
「プレゼントするって言ったから」
「やっぱりかわいいなぁ」
ペンギンに手を伸ばし目の前に持ってくる。
あれ……?



