Seven...YUKI



って、あせってる。



「違う…」



「あっ…やっぱり冷めたのじゃ
上手くない…か?今温めてやるから…」



「違うのっ!」



スープに手が伸びた手をあたしは止めた。



「違う…」



あたしがそういうと
手を引っ込めた男の人。



あたしはじっと見つめて、



「違うの…。このスープが」



「うん」



「冷たいけど…温かくて…」



あたしの言葉に驚いたのか黙ってる。



「冷めても…愛情が入ってたら
温かいんだって思って」



「温かい…?」



「きっと元カノさん…あんたのために
一生懸命作ったんだよ…」



そう言いながらスープを
男の人の方に寄せた。



「食べて…あげて?」



男の人はあたしを見つめたあと
スープに視線を下げた。