その時、
ぎゅるるるる…
うわっ!!
あたしはお腹が鳴った。
おもわずおなかをおさえたけど
恥ずかしくて顔が赤くなった。
「腹…減ってんの?」
あたしはゆっくりうなずいた。
「分かった。これ食え」
机の上の料理を指差した。
「…でも」
「いいから食え」
「…あんたの手作り?」
「元カノがつくった最後の料理」
そう言いながら少し笑った。
「元カノ?」
「クリスマスイブの夜にふられたの。
ってか…今さっき?」
「えっ…」
さっきって…。
「食っちまったらなんか泣きそうだし…
お前食ってくれよ。俺はこれがあるし」



