「えっ…?」
って…すっとんきょんな声で
聞き返してきた。
「犬に…人間の食べるものあげるの?」
もう1度質問するとあたしの
質問なんか無視して、
「あっ…しゃべった」
「えっ?…あっ…」
「しゃべったしゃべった!!」
騒ぎながらあたしの隣に座る。
うるさい…何この人…。
「あんた名前は?
なんであんなとこにいたんだよ」
また質問か…。
あたしは黙っていると、
「まただんまり…、まぁいいや。
寒かっただろ?そこの部屋入ったら
ベッドあるから休めよ。
風呂入りたかったら入ってもいいぞ」
「えっ…」
「安心しろ。のぞかねぇし。
それにそこの部屋には鍵ついてるから
襲いたくても襲えませんから~」
襲う…。
その言葉に反応してしまった。
けど、そんなあたしには気づかず
机の上のビールの缶を片付けだした。



