外はクリスマスイブ。
本来なら彼氏と楽しんだり、
友達とパーティーをして楽しむ日。
けど…友達と会うことも
許されないあたしはいつも同じ毎日。
「今日はイブだからサンタさん♪
よしよし、よく似合うぞ愛莉。
もうちょっとスカートを短く…
胸元ももう少し開けようか」
無表情なあたしに楽しげに
コーディネートする松田。
休みの日だと言うのに
無理やり起こされてこれだ…。
「あっ…おじさんもう我慢できない。
ちょっとごめんね愛莉」
また…。
あたしは硬く目を閉じて必死に耐えた。
聞こえてくる音に何度も吐きそうになる。
「…じゃあ次は制服」
サンタの服を脱がした松田は
あたしに制服を着せた。
あたしはもう縛られてなくても
抵抗などしない。
したって…意味が無い。
制服に着替えさせられた時、
Plululu~♪
松田の携帯が鳴った。



