Seven...YUKI



外はクリスマスイブ。



本来なら彼氏と楽しんだり、
友達とパーティーをして楽しむ日。



けど…友達と会うことも
許されないあたしはいつも同じ毎日。



「今日はイブだからサンタさん♪
よしよし、よく似合うぞ愛莉。
もうちょっとスカートを短く…
胸元ももう少し開けようか」



無表情なあたしに楽しげに
コーディネートする松田。



休みの日だと言うのに
無理やり起こされてこれだ…。



「あっ…おじさんもう我慢できない。
ちょっとごめんね愛莉」



また…。



あたしは硬く目を閉じて必死に耐えた。



聞こえてくる音に何度も吐きそうになる。



「…じゃあ次は制服」



サンタの服を脱がした松田は
あたしに制服を着せた。



あたしはもう縛られてなくても
抵抗などしない。



したって…意味が無い。



制服に着替えさせられた時、



Plululu~♪



松田の携帯が鳴った。