Seven...YUKI



あたしは黙ってその後をついていく。



着いた場所は前に入るなと言われた部屋。



「入りなさい」



松田は鍵を開けて扉を開けることなく
あたしにそう言った。



「でも…前に入るなって」



「いいから入りなさいっ」



あたしは無理やり部屋にいれられ、
その反動で床に倒れこんだ。



え?…何これ。



体をさすりながら視線を上げたあたしは、
目の前の景色に頭の中が真っ白になった。



ナース、CA、制服、メイド服など
たくさんのコスプレ衣装を着たマネキンが
ショーウィンドウの中に並んでる。



あたしの頭からは?が抜け出さない。



そんな私に松田は近づき、



「これに着替えなさい」



あたしに制服を渡してきた。



スカートが超ミニ。



下からのぞかれたら
パンツが見えちゃうぐらいの。



「…嫌」



「早く着替えなさい!」