Seven...YUKI



そう言って入ろうとすると、



「入るな!!!!!!」



びくっ



叫び声に振り返るとそこには
すごいけんまくの松田がいた。



「お前達、もういいから行け!」



「はっはい!すいません!」



そう言われたSP達はそそくさと
その場から離れていった。



松田がドアを閉める時に少しだけ
見えた部屋の中。



誰だか分からないけど女の人がいた。



…何?…セーラー服?



「愛莉、1つ話しておく」



「あっ、はい…」



「ここの部屋には絶対に入るな」



「何で?」



「いいから入るんじゃない。
ここには私の大切なものがあるんだ」



優しくだけどすごく怖い顔で
そう話す松田。



あたしはそれにびびって、



「はい…」



というしかなかった。