Seven...YUKI



あたしはネックレスに触れ、ぎゅっと
握りしめた。



光輝にもらった指輪。



それにチェーンを通したネックレス。



あたし…前の自分に戻れた?



光輝がいた頃の自分に戻れた?



もしそうなら…きっとこれのおかげ。



この指輪のおかげだね…。



「雪ちゃん!準備してっ」



楽屋の中から滝さんの声が聞こえる。



「…は、はーいっ」



溢れ出しそうだった涙を拭いて楽屋に
入ろうとした時、



≪…頑張れ≫



微かに聞こえた声。



え…?



思わず周りを見渡した。



けど、誰もあたしに話しかけた
気配は無い。



…気のせいかな…?



「雪ちゃんっ!」



「はいっ、すいませんっ」