Seven...YUKI



光輝からもらった思い出が溢れてる。



光輝はいないけど…
一緒に過ごしてきた時間は消えない。



光輝を好きなあたしの気持ちが
消えない限り、光輝はあたしの側に
いてくれる。



きっと…側にいてくれる。










「おはようございますっ!」



次の日、いつも以上に大きいあいさつを
してスタジオに入る。



「元気だねっ雪ちゃん」



「はいっ!今日も頑張りますっ」



スタッフさんやモデルさんに
驚かれながらも明るく元気に仕事をする。



無理に笑顔になる必要は無い。



いつものあたしでいればいい。



光輝がいた頃と同じあたしでいればいい。



「ちょっとみんな聞いてくれっ」



仕事が始まってしばらくした時、
楽屋に響いた渡部さんの声。



楽屋にいた人達がみんな渡部さんに
注目する。



滝さんのアシスタントをしていたあたしも
手を止めて同じように注目する。