Seven...YUKI



「…光輝…っ…」



窓から入ってくる太陽の光があたり、
綺麗に輝く指輪。



溢れ出す涙でぼやけていく指輪。



光輝が…あたしにくれた
最後のプレゼント。



たくさん愛してくれた光輝が、
あたしにくれた最後のプレゼント。



「光輝はきっと…雪ちゃんが笑って
生きていくことを願ってる。
いつまでもこのままじゃダメでしょ?」



止まらない涙を流したまま、
必死に首をたてにふる。



「雪ちゃんは1人じゃないのよ…
みんなついてるから」



香奈さんが優しくあたしを抱きしめた。



「光輝だってきっと見守ってくれてる。
いつだって雪ちゃんを見守ってる」



「…っ…は…いっ…」



搾り出すように返事をした。



…いつまでもこのままじゃいけないの。



自分に甘えちゃダメなの。



光輝の脳死を受け入れて…
前に進まないと何も始まらない。



大丈夫…。



光輝と出会った事で得たものが
あたしの周りには溢れてる。