Seven...YUKI



ピッ…ピッ…



病室に響く機械の音。



光輝の心臓が動いている証。



この音が聞こえなくなったら…
あたしは元のように戻れる?



光輝の死を受け入れられる?



「…光輝…あたしどうすれば……」



温かい光輝の手に触れ、
その手に頬をつける。



流れる涙があたしの顔をつたって
光輝の手に落ちていく。



分からないから…教えて…。



目を覚まして教えてよ…。



ピッ…ピッ…



「雪ちゃん?」



優しい香奈さんの声。



静かな病室の中、光輝の手の温もりで
眠りそうだったあたしは体を起こした。



「あ…香奈さん…」



あたしは目をこすって眠気を飛ばす。



「ごめん、寝てた?」



ベッドをはさんで、あたしの反対側に
立つ香奈さんはあたしの顔を
覗き込んでそう聞く。