丈に会いたくて。
会いたくて会いたくて…。
また丈の枕に顔をうずめた。
丈の匂いを感じて目をつぶると、
丈に会える。
笑ってる丈がいる。
「丈…」
こつっ
え……?
何かあたった…。
枕の下に手をいれると硬い何かがある。
枕の下…そこには日記があった。
ゆっくりページを開くと…
「…丈の…日記?」
最初の日付が…2年前の7月12日。
丈がここに来た日の日記だ。
【7月12日
今日から日記を書く。
これは…もし俺が死んだら
父さんと母さんに叩きつけてやるつもりで
書く日記。
俺が苦しんだ様子を思い知らせてやる。
今日は、変な施設に預けられた。
きもいガキどもにじじいにばばあ。
あと…変な女。
かなり美人だったけど俺の腹をいきなり
蹴ってきやがった。今度犯してやる】
はっ?



