Seven...YUKI



そう言う高嶋にもう1度殴りかかろうと
する光輝。



そんな光輝に必死にしがみつきあたしは
止めた。



「1つ言っとくけど…俺が手ぇ出したのは
雪じゃなくて愛莉だ」



「…は?」



「俺が手ぇ出したのは山村雪じゃない。
宮愛莉だ…それでいいだろ?」



…高嶋?



「何ふざけたこと言ってんだよっ」



「ふざけてねぇ。
本当にそう思ってるんだよ」



あまりにも真剣に言う高嶋に光輝は何も
言い返せず、高嶋は車に乗って
帰っていった。



「…何されたの?」



「…え?」



「高嶋に何されたの?」



いまだに光輝の腕を掴んでいたあたしを
見てそう聞いてきた光輝。



あたしはうつむいた。



…言いたくない。



「…まぁ…いっか…」



そう言った光輝はあたしを抱きしめた。



優しく頭を撫で、あたしのことをすごく
大切そうに抱きしめる光輝。