「はい」
「…愛莉」
「はい…」
「…私は…2人のことを認める」
「「「え?」」」
宮さんの言葉に同時に驚く3人。
「宮さん?」
「…まずは光輝くんにお礼を
言わなければいけないね…。
私を助けてくれて…本当にありがとう」
「いえ…」
「1つ言っておくが…君に助けられたから
認めたわけではないよ」
光輝に向けていた顔を天井に向けた
宮さん。
「本当のことを言うと…もっと前から
2人のことを認めていた」
「え?」
「光輝くんが私のとこに愛莉との仲を
認めてくれと尋ねてきた日からだ。
何度突き放しても君は毎日私の元を
尋ねてきた。
汚い方法で愛莉を手に入れようとする
高嶋とは違う君。
認めたくは無かったが…愛莉の為に
そこまでする君を認めないわけには
いかなかった」
「なんで言ってくれなかったんですか…」
「言えなかったんだ…。
私は思った以上にプライドが高いらしい。
一度認めなかったのにそれを許すなんて…
どうしてもできなかった。
今思えば本当に情けない話だ…。
タイミングを逃してしまった自分を」



