Seven...YUKI



「あなたが宮さんを助けた方ですよね?」



「そう…ですけど」



「あなたのおかげで宮さんは助かった
んですよ」



お医者さんのその言葉にあたしは
振り返った。



「は?」



「話は聞きました。
もしあなたが助けようとしなければ
宮さんはトラックにひかれて即死。
けどあなたのおかげで命に別状は
ありません」



光輝のおかげで…助かった?



「片足骨折してますし、体中を
ひどくうったせいで入院が必要です。
ですが治療を続ければまた普通の
生活に戻ることができます。
それも全部あなたが助けたおかげですよ」



「よけたとはいえ2人ともトラックに
ぶつかったようですからね。
それであなたは軽傷、宮さんは
命が助かったなんて奇跡ですよ」



お医者さんに続き看護婦さんはそう言い
笑顔で病室から出て行った2人。



「…光輝くん」



「は、はいっ」



2人が出て行ってすぐに宮さんに
呼ばれた光輝。



「話があるんだ…愛莉と…高嶋にも」



宮さんにそう言われたあたし達は
お互いに顔を見合わせた。



「…光輝くん」