Seven...YUKI



そんな小さい返事をする宮さんに
その場にいる人達は安心した。



宮さんの無事を確認したスタッフ達は
中断していた仕事に戻るため部屋を
出て行き、少し話をした香奈さん、
滝さん、瞳さんも部屋を出て行った。



部屋に残されたのはあたしと光輝と高嶋。



それとお医者さんと看護婦さんの5人。



「雪…」



いまだにドアの側で立ち止まってる
あたしの背中をおして宮さんの近くに
連れて行く光輝。



あたしはベッドの中を覗き込んだ。



「宮さん…」



「愛莉…来てくれたのか…」



体が動かせないのか顔だけをあたしに
向けて小さくそう言う宮さん。



「わざわざありがとな…」



「いえ…」



ダメだ…泣きそう。



さっき光輝に言われた言葉を思い出し
あたしはぐっとこらえる。



「あなたが山村光輝さんですか?」



あたしの後ろにいる光輝にいきなり
そう聞いたお医者さん。



「あ、はい」