Seven...YUKI



ハンドルを握ったままあたしに
ぐちぐち文句を言うガード。



結局香奈さん家に泊まったあたし。



香奈さんが宮さんに連絡を
してくれていたみたいで
怒られずにすみそう。



…ガードはうるさいけど。



「すぐに仕事に行くんですから
帰宅したらすぐに準備をなさって
下さいね、愛莉さま」



「…はい」



車から外をぼんやり見ながら
適当に答える。



今は何も考えたくない。



まだ体中に光輝の感覚が残ってる…
思い出すだけで胸がきゅってなる。



松田に襲われたこととは
比べものにならない。



好きな人に抱かれるって…
こんなに幸せなことなんだ。



「ここで待ってますので急いで準備を
してきて下さい」



宮家に着き、家の中に入ると
靴を脱がず玄関であたしに
そう言ってくる。



「分かってる」



冷たくそう言って階段をあがり
自分の部屋に入った。



荷物をソファーの上に置き、
クローゼットを開けて服を脱いだ。