「もし俺が説得できなくて、
認めてもらえなかったとする」
そう言いながらあたしのおでこに
自分のおでこをくっつけてきた。
「雪は高嶋のものになる。
そうなることだってありえるだろ?
でも俺は嫌だ。
けど…そうなってしまったら
俺にはどうすることも出来ない」
そんなこと…。
「だから…こんなチャンス逃したくない」
そんなこと考えないで。
そう言いたいけど…あたしも心のどこかで
そうなることを認めている。
そうなることを考えてしまう。
嫌なのに…絶対嫌なのに。
そう思っていると再びキスをしてくる
光輝。
顔を動かして抵抗をすると、
「なんだよ雪…1回許してくれたじゃん」
不満そうに言ってきた。
「そ…そうだけど…」
「何?」
「…光輝の気持ちは嬉しいけど」
「だから何?」



