お兄さんがベッドに光輝をおろしたのを
確認した香奈さんは、
そう言って部屋から出て行った。
部屋にはダウンしてる光輝とあたしだけ。
とりあえずベッドの側に座った。
…あたしのスクープの時も
こんなんだったのかな…。
光輝の真っ赤な頬に触れる。
慣れないお酒飲んで忘れようとしたの?
そんなにあたしのこと好きで
いてくれてたの?
「…ありがとう」
あたしのこと想っててくれて。
「ありがとね…光輝」
ガチャッ
ん?
「失礼します」
ドアの音がして振り返ると
そこにはヨネさん。
「水と濡れタオル持ってきましたよ」
そう言いながらベッドの横に
おぼんを置くヨネさん。
「光輝さんの様子は?」
「あ、まだ寝てます。お酒弱いから…」



