「お酒飲めない光輝にからんだのが
そもそもの間違いでしょ!?もうっ!」
「あの…光輝どうしたんですか?」
「お父さんがお酒飲ましちゃった
みたいなの。
そんでぶっ倒れちゃって…」
怒ってそう言う香奈さんはあたしの
顔を見ると急に笑顔になり、
「そうだ雪ちゃん!
光輝のこと頼んでいい?」
「え?」
「光太に運んでもらうからあいてる
部屋で看病してよ。
もうこんな時間だから
歌音のこと寝かせなきゃいけないし」
そう言われ時計を見ると10時すぎ。
「…でもあたしそろそろ帰らないと」
光輝のお兄さんに光輝をかつがせた
香奈さんは、
「大丈夫大丈夫っ。
何なら泊まってけば?」
と言いながら光輝をかつぐお兄さんの後を
あたしを引っ張りながら歩く。
「やっ、無理です!宮さんに怒られます」
「いいじゃんいいじゃん」
良くないーっ!
断るけど香奈さんには勝てず…。
「あたし電話しとくしっ!
じゃあお願いね?」



