Seven...YUKI



「思い出した?」



表情を変えてにっこり笑う光輝に
あせるあたし。



「あ…えっと…」



「高嶋のものになる前に…
雪を俺のものにしたい」



びくっ



急にあたしの頬に触れてきた光輝。



「…ダメ?」



カメラのことを光輝はあまり気にしてない
みたいだけど…。



やっぱりあたしは光輝からカメラを
奪うなんてこと出来ない。



だからこんなこと…受け入れちゃ
ダメだって分かってるのに…。



光輝の優しさには逆らえない。



「…ダメ…………じゃ…ない」



「雪…」



「あたしもっ…高嶋より先に…光輝に…」



そう言って光輝の胸に顔をうずめた。



「…光輝にして欲しい…です」



高嶋なんか嫌…光輝じゃないと嫌。



「…はっ…お前ずるいな…」



「え?わっ!」