Seven...YUKI



あたしを抱きしめる腕に力が入る。



「あいつ立場逆転とか…俺の方が
いろいろと有利とか言ってきて…
めちゃくちゃムカついた」



高嶋がそんなこと…。



「だからさ…なんか…頭混乱しちゃって。
いてもたってもいられなくなって」



そう言いながら自分からあたしを
離した光輝。



「本当は認めてもらえてからって
思ってた。
でも…高嶋の側に雪がいるって知ったら
やっぱり我慢できなかった」



「光輝?」



我慢って…。



「覚えてる?俺が言った言葉」



「え?」



「雪が宮さんに引き取られた日…
俺が雪に言った言葉」



引き取られた日…あの日?



≪これ以上我慢はできない≫



あ…。



≪今夜覚悟しといて≫



思い出した瞬間光輝の顔を見た。



…真剣な目。