もし2人でいるとこ見られたりして…
それが宮さんに知られたら光輝が
くびになっちゃう。
あたしはドアの鍵を開けようと手を
伸ばすが、
「ふざけんな」
そう言う光輝に腕を掴まれ光輝の方へ
引き寄せられた。
「勝手に帰るな」
光輝と同じように座り込んだあたしに
怖い顔で言ってきた。
「だって…」
「だって何だよ」
「光輝…何か怒ってる?」
「怒ってるよ…
めちゃくちゃイライラしてるんだよ!!」
「な、な、何で…」
こんなに怒ってる光輝見たこと無い。
「…婚約しないと俺からカメラ
奪うっておどされたんだって?
宮さんに」
え…。
「何で知って…」
「香奈さんに聞いた。
だから婚約受け入れたんだな、雪」
「そ、それは…」
だって…仕方ないじゃん。



